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WORK REPORT

2013年8月8日

ピン打ちの極意

ゴム銃を手作りする上で失敗すると非常にへこむのが
フロント部分のメインフック。 まっすぐど真ん中に打ち込めないと
性能に モロ影響が出ますので絶対に成功させたい重要な行程です。

穴あけには電動にしても手動してもドリルを使うと思うのですが
このドリルというのはきっちり中心をとらえたつもりでも
微妙に回転軸がブレるのか開けてみれば ちょっとズレてる・・・
という事もよくある話です

そこで今日は 私と同じく
ボール盤がなくても きっちりまっすぐセンターに
ピンを打ち込む極意をご紹介いたします






まず最初は いきなりドリルの刃は使わずに
押しピン(画ビョウ)で下穴を開けましょう。

リアのホールドフックを先に打ち込んでセットしてから
輪ゴムをかけて 押しピンで びにょ〜〜ん と伸ばしつつ
銃身のセンターに輪ゴムが来るように 慎重に 慎重に、

理想的なフロント部分 メインフックの位置を探り
『ここだーーー!』という位置がきまったら 押しピンを ブスリ と刺しましょう。

押しピンの良い所は、板に対して直角が出やすい事です
なるべく深く まっすぐに 刺せるだけ刺しましょう。







ここでやっとドリルの刃が登場します。
お手持ちの細いものから順に刺して クルクルやると良いでしょう。

しかしここで注意したいのはインパクトドライバーなど電動工具は使わず
手の感覚を頼りに 手作業でクルクルクルクル・・・
じっくり まっすぐ を意識して

真上から見てドリルが直角、真横から見てドリルが直角、反対から見て直角と
目でも よくよく確認しながら じっくり慎重に作業を進める事が重要です。

太さや、穴の深さは(メジャーなどで計って)差し込むピンにきっちり合わせましょう
くどいようですが、 とても重要な行程なので慎重に。







最後にピンを差し込みます。
軸には 瞬間強力接着を塗って 軽く叩いて打ち込みます。
先に長さを合わせておいても あとでニッパーで切ってもどちらでも良さそうです。

どうでしょう。
たぶんこれで完璧です。


まとめると、 下穴に 押しピン、画鋲を使う 事と
この時 輪ゴムをガイド線に使って きっちりセンター出しをする

ここがポイントです。

 

 
 

投稿者 ぷち : 19:11 | ゴム銃 制作 |

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