2013年7月3日
セミオート8連発式のゴム銃
第13作目のゴム銃ができました!
今度のゴム銃は7作目のP7-レーザービームのリファインモデルです。
残念ながらレーザーポインターは付いていませんが、
デザインをちょっと見直し、セミオート連発を確実に制御する最新のテクノロジーを投入しました
まずは全体のプロポーションから。
白木集成材 45mm幅 × 9mm厚 の板材を適宜な長さに切ったのを3層重ねた構造で作っています
トリガーガードはタテにもヨコにも強度のあるベニア板9mm厚を使っています
あと非常に細かい所ですが ダミーのスイッチの材質はアガチス
色がちょっと薄い部分だったので コーヒー豆のカスで染めています
では 内部構造 。
ですが ちょっと遠くて見えにくいかと思いますので 拡大 ↓
こんな感じになっています。
トリガーを戻すのは 引きバネ。真中のヒートン(極小)で取り付けてあります
トリガーの材質は強度のありそうなナラ材を使いました。
上部の厚みを薄くしてあるのは、輪ゴムとフレームのクリアランスを確保する為で
このアイデアは 中部の競技会で ダボ爺さん から頂いた連発銃を参考にさせて頂きました
続きまして 、四角の回転翼の材質は 縞紫壇という高級木材で 結構固くて磨くと良いツヤが出ます。
数珠や工芸品などによく使われるそうです。
その縞紫壇の6mm厚の板材を半分の厚さにカットして 木目を90度変えてはり合わせ
自家製の合板を作成しております。
軸は2.5mmの竹串。
回転翼とアロンアルファで固定してあります。
フレームには4mmと軸に対してかなり大きめの穴。
で回転翼のパーツを取り付けると 心配なほど ごそごそですが
輪ゴムをかけて試し打ちすると 非常にスムーズで確実なセミオートが実現しています
この構成も愛知の ダボ爺さん の連発銃を参考にしており
こちらでの工作精度は 全然ですが 基本設計が良いので うまく動作してくれています
試し打ちの様子を動画で撮影してみました < Youtube 動画 >
連発銃なので 精度は さほど・・・ 出ませんが
大きな的に対しては そこそこの命中率がありそうです
単発銃と比較して やや仕組みが複雑な連発銃
回転部分やパーツ同士の接する部分が多く、木の材質の特性や木目を意識しての
設計や加工を行うと より長くメンテナンスフリーで楽しめるゴム銃が出来上がると思います
ゴム銃が連発で 撃てる!
ただそれだけで ときめき ますよねぇ〜♪
名称:P13 - Re: seven (ぴーいちさん あーるいー セブン)
発射方式:セミオート連発 4角回転翼式
全長:320mm 銃身長:265mm 全高:145mm 全幅:32mm 重量:190g
装弾数:8発 適合装弾:オーバンド16番
材質:檜、白木集成材、縞紫檀、シナベニヤ板、アガチス、ナラ
ブロンズネジ、ステンレスネジ、引バネ、竹串、真鍮丸棒
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